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壁紙塗装のメリット・デメリットとは?張替えと迷ったときの判断ポイント

壁紙リフォームを考えるとき、多くの人がまず「壁紙の張替え」を思い浮かべるかもしれません。しかし、近年注目されているのが**「壁紙を塗装する」という選択肢**です。張替えよりもコストを抑えられ、DIYリフォームの手段としても人気が高まっています。

とはいえ、塗装にはメリットだけでなく、当然ながらデメリットも存在します。今回は、壁紙塗装のメリットとデメリットを徹底解説し、張替えとの比較を交えながら、あなたの住まいにとって最適な選択を見つける手助けをします。

壁紙塗装とは?張替えとの違い

壁紙塗装とは、既存の壁紙の上から専用の塗料を塗って、色や質感を変えるリフォーム方法です。壁紙を剥がさずにそのまま塗ることで、短期間・低コストで部屋の印象をガラッと変えることができます。

一方、壁紙張替えは、既存の壁紙を一度剥がし、新しい壁紙を貼り直す作業です。多くの場合、職人による施工が必要で、材料費や施工費がやや高めになります。

壁紙塗装のメリット

1. コストを抑えられる
壁紙を張り替えるよりも、塗装の方が材料費・施工費ともに安くなる傾向があります。特にDIYで行えば、数千円程度で部屋全体の印象を一新することもできます。

2. 短期間で施工できる
塗装は1日~2日程度で完了する場合がほとんど。張替えの場合は、剥がす・貼る・仕上げるという工程があり、3~4日以上かかることもあります。

3. 好きな色に自由にカスタマイズ可能
壁紙は既製品から選ぶ形になりますが、塗装なら自分好みのカラーリングが自由自在。色を混ぜてオリジナルの色味を出すことも可能です。トレンドカラーや季節に合わせて模様替えすることも気軽にできます。

4. ゴミが少ない
張替えの場合は、古い壁紙が大量にゴミとなるため、廃材処理費がかかる場合も。しかし塗装ではその必要がなく、エコな選択肢とも言えます。

5. 壁紙の風合いを活かせる
凹凸のある壁紙など、独特のテクスチャーを持つ壁紙に塗装を施すことで、立体感を残しながら色だけを変えることができます。

壁紙塗装のデメリット

1. 壁紙の素材によっては塗装できない
全ての壁紙が塗装に適しているわけではありません。特に撥水性の高い素材や紙、布などが素材の壁紙には塗料がうまく乗らないこともあります。

2. 色ムラが出やすい
DIYで行うと、特に初めての人はムラになりやすいです。ローラーやハケの使い方に慣れていないと、乾いた後にムラや筋が目立ってしまうこともあります。

3. においと換気の問題
水性塗料であっても、乾燥中には独特のにおいが発生するものもあります。しっかりと換気を行わないと、数日間はにおいが残ることもあるため、どの塗料を選ぶかは注意が必要です。

4. キズ・汚れが目立ちやすい
塗装面は、手垢やキズがやや付きやすくなるので、定期的なメンテナンスが必要になる場合もあります。

5. 再塗装が必要なケースも
塗料によって長短の違いはありますが、やはり耐久性には限界があるため、年数が経つと再塗装又は張り替えが必要になる場合があります。特に日当たりが良い壁面や油汚れがひどいキッチン回りなど、色褪せたりはがれやすくなることがあります。

どんな人に壁紙塗装がおすすめ?

以下のような方には、壁紙塗装が特に向いています。

・コストを抑えながら部屋の印象を変えたい人

・DIYで楽しみながらリフォームしたい人

・賃貸物件で原状回復可能な塗料を使いたい人

・壁紙の質感を残したままカラーチェンジしたい人

逆に、広範囲にカビがある、下地がひどく傷んでいる、あるいは仕上がりの均一性を重視する人は、壁紙の張替えを選ぶ方がベターです。

まとめ| 塗装か張替えか、目的で選ぼう

壁紙リフォームにおいて、「塗装か張替えか」で迷ったら、まずは目的と予算、そして自分の暮らし方を基準に考えましょう。

手軽さ・安さ・自由度重視 → 壁紙塗装

耐久性・仕上がり・清潔感重視 → 壁紙張替え

どちらの方法にもメリットとデメリットがあるため、「どっちが良い・悪い」ではなく、あなたのライフスタイルに合った選択がベストです。

 ・ブログ「壁紙リフォーム:張替えと塗り替えの違いを徹底解説」

 ・壁紙の補修、塗り替えなら「田中内装」HP